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2026-07-03

振り返りにフレームワークを使う:KPT・YWTで日報のC(評価)を深める

日報の振り返り(C)が『できた/できなかった』で止まる人へ。KPT(Keep/Problem/Try)とYWT(やったこと/わかったこと/次やること)を日報に組み込み、評価と改善を型で回す方法を解説します。

振り返りが浅くなるのは『型がない』から

日報のC(評価)が『できた/できなかった』の一言で終わるのは、意志ではなく型の不在が原因です。何を振り返るかの枠があれば、同じ数分でも気づきの深さが変わります。KPTとYWTは、その枠として使いやすい代表的なフレームワークです。まず型を1つ決めることが、質の高い振り返りの入口になります。

KPT=Keep(続ける)・Problem(課題)・Try(試す)

KPTは、うまくいって続けたいこと(Keep)、困っている課題(Problem)、次に試すこと(Try)の3つで振り返る型です。日報ではC欄にKeepとProblemを、A(改善)欄にTryを書くと、評価から改善が自然につながります。Tryを翌日の計画(P)に持っていけば、PDCAが途切れずに回ります。

YWT=やったこと・わかったこと・次やること

YWTは、やったこと(D)・わかったこと(C)・次やること(A)で振り返る、日本の現場で使われてきた型です。『やったこと』で事実を、『わかったこと』で学びを、『次やること』で行動を言語化します。作業報告になりがちな日報を、学びと次の一手まで進めたいときに向いています。

KPTとYWTの使い分け

課題解決や改善のスピードを上げたいならKPT(Problem→Tryが明確)、経験から学びを引き出し育成につなげたいならYWT(わかったことを重視)が向いています。どちらが正解ということはなく、チームや目的に合う方を1つ選び、そろえて使うことが大切です。型がバラバラだと、上司も比べて読めません。

フレームワークは『目的のための道具』

KPTもYWTも、埋めること自体が目的ではありません。振り返りを深め、次の行動(A・翌日P)につなげるための道具です。教育方針という軸と組み合わせれば、振り返りが評価の根拠にもなります。まずは1週間、同じ型で日報のC・Aを書いてみると、振り返りの質の変化が実感できます。

この考え方を実装した、改善文化と公平な評価のためのツールです。